たまには普通小説だって読むんだぜ?

浅田次郎「椿山課長の七日間」(朝日文庫
新田次郎剱岳<点の記>」(文春文庫)
雀野日名子「トンコ」(角川ホラー文庫

なんだか私らしからぬ銘柄が並んでいて自分でも吃驚です。るしはもオトナになったもんだ・・・(しみじみ)
まぁ、ネタをバラせば、「椿山〜」は前に短評載せた映画が気になったからですし、「剱岳〜」は、mixiで書いた漫画版「孤高の人」の巻末コラムにオススメ山小説として紹介されてたから・・・という単純なモノなんですけどね。
「トンコ」は、これまたmixiで、なまにくさんが紹介していたので。この「トンコ」、表紙が実に印象的でして。可愛いような寂しいような不気味なような、なんともいえない風情があります。もう画像貼っちゃう。

で、コレ短編集でして、表題作に続く短編が「ぞんび団地」。もうタイトルだけで「買い」ですが、これまた、なまにくさんによると凄くイイらしい。楽しみだなぁ。


ところで全然関係ないのですが、早川文庫のサイズが変わるそうです。今までの文庫サイズから、トールサイズ*1へ。文字を大きくし、なおかつページ数を増やさないための措置だそうで、今後発売される新刊*2は全てそうなるようです。
正直、活字がミッチリと詰まったページが好きなのですが、年配の方には朗報ですね。
そういえば、そのグイン・サーガ。アニメ化にあわせて新装版*3を刊行しましたね。

表紙のアニメ絵はメディアミックスだからいいとして、コレ、最後まで並行して刊行するのかなぁ^^;

*1:同社のクリスティー文庫のサイズですね

*2:グイン、ローダン除く

*3:新書サイズ。1巻に文庫版2巻分収録