「「ターミネーター サラ・コナー クロニクルズ<セカンド・シーズン>」(〜5話)

4話『アリソン』

またキャメロンが不具合を起こす回なのだけれど、この展開には吃驚した。サマー・グローにとっては実に演じ甲斐のある回だったろうなぁ。だって、ターミネーターと、記憶を失った少女と、スカイネットに捕らえられた抵抗軍兵士アリソン・ヤングを演じ分けるわけだからね。無表情ないつものキャメロンと、無邪気にゲームに興じる少女アリソンと、絶望に涙する虜囚のアリソンそれぞれのギャップは見応えがあって面白かった。
それにしても、キャメロンは完璧な潜入型として一人の少女を徹底的にリサーチしたものであるのはわかるけど、まるで記憶や感情まで移植しているかのように見える。今回の回想シーンでは単に入念な尋問が成されていただけに見えるけど、外部情報でそこまでの偽装が可能なのだろうか・・・T-888の奥さんすら騙せちゃう潜入能力とあわせて、設定の補完があると完璧だね。
サラは今回、お隣さんである妊婦さんにつきっきり。この妊婦さんはセカンド・シーズンでなかなかイイ味を出していて良いね。サラも母親属性がさらに補強され、3話での「ブレーキを踏むサラ」と合わせて独自のサラ像が確立しつつある。
で・・・あの娘さんもリキッドメタルってことはないだろうね・・・・ドキドキ。いや、そうじゃないとしたらターミネーターが子育てしてることになるので、それもまた別の意味でドキドキ。*1

5話『永久に別れを』

  • ジョン・コナー、陸軍幼年学校に入学するの巻(ついでに人脈作りをするの巻)
  • デレク・リース、陸軍幼年学校に就職するの巻
  • サラ・コナー、男の子に読み聞かせをするの巻
  • キャメロン、出番なし

なんかこれだけだとワケ判らないけれども、ジョンに強烈に未来の自分を意識させるお話。そりゃ泣くわ。ってか、デレク未来のこと話しすぎw
久しぶりにT-800系との攻防もあって、アクション部分での見応えもなかなか。そういえばクロマティは元気かなぁ?あと、ライリーも2話連続で出てこなかったなぁ。

*1:もしそうだとしたら「寄生獣」を思い出してしまうな