「13日の金曜日 完結編」(吹替え版)
- やはりこの吹替えキャストは豪華だよねぇ!すげぇよなぁ!*1
- で、結構ドキドキしてしまった。やはりホラー耐性がかなり低下しているんだなぁ。でも、やっぱスラッシャー系は元気が出ます。ようするに全体の構成がアクション映画と同じなんですよね。悪漢が悪事を働き犠牲者が出る。最後に悪漢が返り討ちにあう。犠牲者の数、悪事の質に比例して高まる、逆襲のカタルシス!小難しいテーマや重さでなく、今は即物的な娯楽が欲しい、そんな精神状態なんです。きっとw
- 完結編はね、もうサヴィーニ先生の独壇場だよね。犠牲者のやられっぷりは第1作目の方が印象的なのだけど、本作はジェイソンのやられ具合が群を抜いている。鉈ズブズブはホント最高です
- お話としては、個人的には3作目*2が好きかな、やっぱり。ジョセフ・ジトーの演出はそつがないけど、やはりシナリオが×なのかな。いい味出してるキャラはいるんだけどね。肝であるはずの犠牲者の兄貴がイマイチ機能してないとかね
- 最後の攻防。コレ、凄く良かったような印象があったのだけど、改めて観てみると、結構短いのね・・・実は追いつ追われつの面白さってあんまりなくって、サヴィーニ先生の技が印象を深めた感じかな。ジトー監督は「ローズマリー」で素敵なファイナル・チェイスを描いているだけに惜しい*3
- しかし、ジェイソンがかろうじて「物理的に殺せる人間」である最後の作品なのを考えると、先生のグッジョブなやられ特殊メイクとあわせ、やはり価値があるのでした。もうちょい、「人間ジェイソン」の活躍を見たかった気がします*4