ウルヴァリン:X-MEN ZERO
- 冒頭から爪兄弟全戦争参戦の記録のあたりの流れは実に良いね
- 映画版X-MENは2作目以降、レギュラーミュータンの占める割合が大きすぎていささか新鮮味に欠けていたのだが、本作の方がトンデモ超人映画としてはバラエティ豊かで、その意味ではずっと面白かった
- しかし、尺が長いせいもあるが中盤以降、退屈な部分もチラホラと
- 基本的なお話が従来作同様結構いーかげんなせいもあるけど、せっかくウルヴァリンにイカす経歴とドラマを与えたんだから、もうちょい「締まる」映画にならなかったかな
- 兄貴とかいいキャラなんだから、もうちょい兄弟にスポットを当てれば、ラストの「背中を合わせろ!」とかさらに盛り上がったんじゃないか
- ヒロインに絡む展開も、もうちょい見せ方を変えれば、より涙腺に訴える展開になったと思うが・・・諸悪の根源ストライカーのひととなりを誰もが知っているおかげで、どんでん返しがやりにくかったのはわからなくもないが・・・それだけじゃなく、どうにもエモーショナルな部分の誘導が下手な気がするな、この監督。至極残念だ。
- まぁ、かなりスコット・サマーズ祭り*1だったので大満足ではあるんですが!
- いや、ぶっちゃけ本編3部作よりなんぼか大活躍だったと思うよ!
- しかし、3作目の末路を思い出すと、つい泣けてきちゃうよね・・・嗚呼、スコット・・・
- で、兄貴がツンデレだった件。つうか、ホントにただのツンデレに過ぎなかったのかなぁwwwww
- そして、驚きの○○*2登場に俺大喜び!!
- そう。本作はある意味「仕切りなおし」なんだと勝手に思ってたんだけど、なんと、バッチリ繋がっているわけですよ!
- ・・・じゃあ、あのイカす兄貴はいずれ1作目のつぶらな瞳の馬鹿になっちゃうのだろうか・・・やっぱり、落っこちた時頭を打って?そしてお互いそうと知らずに1作目で兄弟決着を?・・・不憫すぎる><
- そうそう、北米だと3種類のエンディングがあって、劇場によって違うなんて仕掛けがあったらしいけど、日本ではどうだったんだろ?*3
- おっと、よく見たら最初にスコット・サマーズ画像を持ってきちゃてるけど、まぁいいよねw
- あと、どうでもいいが、最後のストライカー大佐のシーンに「となりのトトロ」*4のテーマを被せた動画を誰か作ってくれないか?
- 最後に。あの老夫婦は素敵だった・・・ぶっちゃけエージェント・ゼロの最期に一番スカっとしたのは秘密