「ニュームーン/トワイライト・サーガ」(原題:The Twilight Saga: New Moon)


前作「トワイライト〜初恋〜」感想
(以下盛大にネタバレです。未見の方は自己責任でドゾ)

  • えー、なんというか・・・なんか冷静に語れそうもないし、冷静に語るような映画でもないので(笑)メモ形式で失礼。*1
  • 前作にあった妙にカッコワルイシーンがないのは良い。*2
  • キスシーンがたまらんね。盛り上がりすぎると命に関わる(笑)ので必然的にプラトニックというか寸止めのならざるをえない、というこの焦らしシチュがたまらんのだ
  • しかし、そんなシチュが序盤にしかない!いやんいやん
  • ジャスパー君大暴走シーンは、前作ではあまり描かれなかった「カレンさん達も結構我慢してるんだよねー」というのが描かれてて良かった。こういう「危うさ」は、もうちょい前作で描くべきだったよね。それが前述の「キスシーンたまらんね」をよりたまらんものにするわけで
  • ヴィクトリアこわいよーって怯えてるのにカレの幻に会いたいから断崖からジャーンプ!はちょっと唐突な感じが。前半の「カレの幻に会いたいから無謀なことしちゃうの」が*3受け入れやすかっただけに、残念
  • なんか歌モノがやたら多かった気が。ちと五月蝿かった
  • カレン家出番少ないなー。展開としては仕方がないのだが、前作鑑賞後に続編に期待したのがカレン家の描き込みだったので・・・
  • 当然エドワードも出番少ない。かわりに女性客向け露出(笑)サービスに余念がないエドワードであるが・・・俺はニヤニヤじたばたシチュ*4が欲しいんだよw
  • ワーウルフが半端な人間形態じゃなく、巨大な狼そのものなのが素敵。でかわんこいっぱいでうれしい!わんこわんこ!
  • ヴィクトリアが途中からいらない子にwあとローラン可哀想すぎるw
  • 観光映画的側面をバッサリ切り捨てたイタリア描写の短さw予告編で「後半の舞台は情熱のイタリアで2人の愛が盛り上がるのね♪」的な想像をしてた人はズッコケルだろうなぁ、イタリアの扱いにw
  • あれー?ジャスパーって原作でベラの感情操作してなかったっけ?ベラの能力*5って映画オリジナル?・・・なわけないかー
  • ベラの能力って、「とある魔術の禁書目録」の上条君のと一緒やねー
  • そしてエドワードいいとこなし。だが、それがいい
  • そして恒例。ヒロインの見てないとこで虐殺ショー!第3弾「エクリプス」の監督は「30デイズ・ナイト」のデヴィッド・スレイドなので、もしかしてそういうシーンも視覚的に観れちゃうのかしらーなんて期待しちゃってもいいのだろうか?*6
  • しかし、まさか・・・多数決で決めるとはw
  • 「ジェイコブかわいそーベラ酷い」的な感想を持つ人がもしかしたらいるかもしらんが、あれが普通だよねー
  • 「結婚してくれ!」⇒ハっと息を呑むヒロイン!⇒スタッフロール!いやもう、おにゃのこ願望充足シリーズ映画の「引き」としては完璧なんじゃね?
  • そしてそういう映画をニヤニヤしながら観ているアラフォー(♂)な俺はやっぱりオカシイのであろうか?

北米では脅威の「ダークナイト」超えという興行成績で突っ走る「ニュームーン」も、日本ではサッパリ。まぁ、有名人も出てないし、原作も日本じゃまだまだマイナだしなー。私がよく利用するTOHOシネマズ府中では、2週目にして早々と早朝1回と夜の2回のみに縮小されてました。*7ま、おかげでプレミア・スクリーンで観れたけどね。*8
で、案の定、まばらな観客はおにゃのこかカップルばっかりだったよ・・・アラフォー(♂)独りなんて、俺だけだったさ!
しかも、上映前に何故かシネマズのお姉さんが席を回り、手ずからエドワード様ティシュとエドワード様ポスターを手渡すサービス付き!
『ホントに渡しちゃっていいのかしら』的な曖昧な笑みを浮かべつつ差し出された胸☆キュン・グッズを快く受け取る俺・・・これなんて羞恥プレイ?*9
という忘れ難いイベントの後に始まった「ニュームーン/トワイライト・サーガ」本編・・・
やー、正直不安だったんだよね。前作の監督キャサリン・ハードウィックは制作期間の短さから降板し、代打に立ったのはクリス・ワイツ。あの「ライラの冒険/黄金の羅針盤」・・・俺の私的ワースト5に確実に入るであろう、退屈で退屈で退屈で退屈で退屈で仕方なかったあの「ライラ〜」*10の監督ですからね・・・それが。
いやー、クリス・ワイツ、ちょっと見なおした!
しかし、具体的にどこがどう見なおしたのか、とか、前作と比べてどうなんだ、とか、そういう冷静な比較とか感想とかはちょっと置いておきます。なんというか、私的にはまったく中弛みせずニヤニヤと鑑賞できた充実の130分だったのですが・・・「イングロ」の時同様、なんとなく「俺、間違ってるんじゃね?」感が拭いきれないというねw
そこらへんを確認するために、2回目行ってきますねーニヤニヤ

*1:冷静じゃない感じに熱く語りたいのだが、そんな相手はさすがにいないw

*2:カエル登りとか、超高速ドア開けとか

*3:「馬鹿な女の自己陶酔」というより「これマジでエドワードの新能力なんじゃね?」と思えなくもない風のビジュアルで描かれていたせいか

*4:観ていて俺がニヤニヤじたばたするシチュの意

*5:というか体質か

*6:まぁ、せっかく低予算でガッツリ稼げるコンテンツなだけに、レイティング上げるようなことはしないだろうけどねー

*7:ちなみに今週からは夕方の1回のみ・・・

*8:ところでプレミアスクリーンって、本来の用途で使われることあるのだろうか・・・今まで「明らかに来客の少ない作品の上映」でしかお目にかかっていないのだが・・・

*9:単に、入場時に渡し忘れたんだろうなぁ・・・

*10:「ライラの冒険/黄金の羅針盤」旧ブログ感想⇒http://catglasses.exblog.jp/8168369/