「アバター」関連書籍感想
衛星パンドラの動植物デザインに魅せられて最近はそのことばっかり考えてます。で、辛抱たまらず関連書籍を2冊とも購入。
- 作者: マリア・ウィルヘルム,ダーク・マティソン,高梨明美,五十嵐麗子,熊谷小百合,西山友紀
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2009/11/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そこに描かれた設定の数々には本当に舌を巻く。てか、どう考えても1本の映画のための設定にしては凝りすぎているw
映画で数カットしか登場しなかった小動物、昆虫、植物にすら、人間側の呼称に、ナヴィによる呼び方、生態が設定されていて、そこにさらにフェイク筆者のコメントが記載され、おまけにナヴィ語辞典まで収録されている凝り様。
また、映画ではまったく触れられていなかった事柄への言及も多く、中でも地球の描写とナヴィの食文化については映画内で見たかったところ。
地球の「ブレードランナー」じみた描写は目新しいものではないけれど、もはや植物は存在せず、近いうちにエキソパックなしには暮らせなくなると予想される世界が描かれていれば、より、グレースやジェイク、他の同調者達*1がパンドラに魅せられていくのに説得力が加わったと思うんだよね。
ナヴィの食文化についても、本編で宮崎アニメ的描写が頻出する*2ので、やっぱガツガツ美味そうに飯を頬張るシーンは欲しかったな。
他にも様々な設定が開陳されていて、これらの設定が生かされていたとするなら、おそらく来るであろうディレクターズ・カット版は凄いことになりそう。特にナヴィ側の描写だけで1時間は追加されると見たね!*3
The ART of AVATAR ジェームズ・キャメロン『アバター』の世界 (ShoPro Books)
- 作者: ピーター・ジャクソン(序文),ジョン・ランドー(前書),ジェームズ・キャメロン(エピローグ),リサ・フィッツパトリック,菊池由美,ないとうふみこ
- 出版社/メーカー: 小学館集英社プロダクション
- 発売日: 2009/11/28
- メディア: 大型本
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イクランはやっぱり綺麗カッコ良すぎだよね・・・蝶のようでありドラゴンのようであり航空機のようでもある。素敵すぎだわ・・・イクランやトルクはナヴィ並のビジュアル点数欲しかったよぅ><
肝である植物もねー美しいよねー。「完全ガイド」で『ナヴィやイクランは口の形状が魚類に近く、海生生物から進化したに違いない』みたいな記述があるけど、植物も深海植物的だよね。そこらへんの「海っぽい」とこも、俺の心を捉えた一因かもしれないな。
あー、やっぱもう1回くらい劇場で観ておこうか。今度はもうちょっと前の席で。字幕に邪魔されないように吹替え版ってのも悪くないかもなー。