「ホステージ」(原題:Hostage)
- なんというか、揺り幅の大きい映画だったなぁ。しかし、焦点がバラけるわりには面白く最後まで観れたのが不思議
- 冒頭とラストのモノクロ、パート・カラーの演出は格好良いけど、なんだったのだろう・・・
- 立て篭もり3人組のキャラが良かったなぁ。「ド田舎の悪ガキの中にとんだサイコさんがいました」というのも良い。*1なんであの娘にあんだけ入れ込んだのかは謎だけど。最期も唐突に感じられたのが、ちと残念
- あ、兄貴の方も結構好き。粋がってるけどいかにも小心で小物な感じをジョナサン・タッカーが好演。彼はマイケル・ルーカーの後継者になれそう!*2
- マフィアの方々、FBI使えるんだったら、別に地方警察の署長なんかを回りくどいやり方で脅迫なんかしなくてもよかったんじゃね?という点は物語が成立しなくなっちゃうから突っ込んじゃいけないんだろうな
- 救命士のオッサンが結局最期まで協力した理由が謎。2人の間に友情なりなんなり描かれていれば納得できなくもないのに。って、もしかしてカットされてる?
- ラスト、なんか策があるかと思ったら、まぁスミス氏の協力があるとはいえ、重傷のブルース・ウィリスによる早撃ち頼みだったのには吹いた。もう一ひねり欲しかったなー
- とまぁ、粗は山ほどありますが、こないだの「ダイハード4.0」よりは楽しめたのでした