「シャーロック・ホームズの冒険 美しき自転車乗り」短評


そんなわけでジェレミー・ブレット主演の英グラナダTV版のシリーズ第1作「美しき自転車乗り」を観てみました。
神経質そなホームズとお人好しなワトソンという以前抱いていた鉄板イメージまんまで吃驚。そして、このドラマ初見なのに、その鉄板イメージを俺はどこで入手したのかなぁ、と考えてみたり。
やはり短編だけ読んでた原作小説から受けたイメージがそうだったのかな?それともそういう最大公約数的イメージを色々な媒体から吸収してきた?うん、たぶん後者だな・・・
それにしても、ワトソンがちょっと可哀想すぎませんか(笑)ガイ・リッチー版映画の、ホームズと対等のワトソン像を見てしまうと、なんだかえらく不憫な役柄に感じられちゃったりw
当然、BL要素は微塵もナシ!*1
推理物としては特筆すべきことはなかったけど、最後、ホームズのヤク中描写が垣間見れたりして、面白かった。バリツは見れなかったけど、変なボクシングは見れたしw「男はストレートだ!」は、ちょっと強烈な印象を残しましたw
あと、19世紀ロンドンの雰囲気は、ガイ・リッチー版より、圧倒的にこっちが勝ってる。雰囲気が断然違う。
うん、ジェレミー・ブレット版、良いですねー。ホームズ映像の決定版に数えられるのもわかる気がします。続きが観たいなぁ。またTVで放送してくれないかなぁ。

*1:しかし・・・あの歳で同居って、それはそれでひじょうに怪しいような気も・・・?いやいやいや