最近の読書事情〜あるいはマシスンにまつわる後悔

映画「シャーロック・ホームズ」に感化されてグラナダTVドラマ版「シャーロック・ホームズの冒険」に手を出したりして、必然的にコナン・ドイルの原作に流れたわけですが。
「緋色の研究」の中盤、ホームズが犯人を言い当てたところで、なんでかページを捲る指が止まってしまって、現在積み中。
その後入手したのが、「ヒー・イズ・レジェンド」

ヒー・イズ・レジェンド (小学館文庫)

ヒー・イズ・レジェンド (小学館文庫)

キング&ヒル親子をはじめ、F・ポール・ウィルソンやミック・ギャリス、ジョー・R・ランズデール、ナンシー・A・コリンズなど、懐かしくも豪華な顔ぶれによる、リチャード・マシスンにインスパイアされたトリビュート・アンソロジー。
トリビュートだけあって、その収録短編の内容は「種子まく男」の続編やら、「アイ・アム・レジェンド」の前日譚やらで・・・そうなると、まずは元ネタを再読したくなるじゃない?幸いマシスンの最新短編集「運命のボタン (ハヤカワ文庫NV)」も刊行されたし・・・「運命〜」に「ヒー・イズ〜」関連作品収録されてないでやんの・・・
そもそも俺の持ってるマシスン本は、「激突!」、「13のショック (異色作家短篇集)」、「アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)」だけなんよ><
「ジー・イズ〜」関連作の中では「ある日どこかで (創元推理文庫)」、「狙われた獲物」*1、「縮みゆく人間」、「地獄の家」が未読・・・
そして、「縮みゆく〜」「地獄の家」は絶版だゴルァ!!><*2
「激突!」を購入した中高生の頃は、普通に書店の棚に並んでいたというのに・・・そんなわけで意気消沈。なんとなく「ヒー・イズ〜」から手が離れてしまい、「トワイライト」に足が向いたという次第・・・あ、でも「ヒー・イズ〜」積み宣言てわけではないですよ?しっかり入手可能作品確保に動いております^^;
そして、今現在は、待望の翻訳が叶った、「WORLD WAR Z」を読んでいます。
WORLD WAR Z

WORLD WAR Z

世界規模のゾンビ禍発生の10年後に書かれたインタビュー集、というフェイク・ドキュメントで、旧ブログで日本語訳で読みたいよー読みたいよーって喚いてたアレです。
インタビュー集の体裁を取っているので、短時間で読むのに適しているのが素敵です。「今日はこのAさんのインタビューだけ読もう」みたいな感じで。
結構どっしりとした単行本なのですが、ソフトカバーなので比較的読みやすいのも良いです。
ゲーム同様積み本も多いので、「トワイライト」をイッキ読みした勢いを、そのまま維持はどだい無理ですが、なるべくキープしたいところです。

*1:収録短編集「[asin:4846007618:title]」

*2:ちなみにマシスン入手可能在庫の最新情報は「海を渡って--翻訳小説紹介」様のコチラの記事が詳しいです。大いに参考にさせていただきました♪⇒http://akumanosisha.blog59.fc2.com/blog-entry-62.html