「プレデターズ」メモ
- 前作*1「AVP2」が個人的にはナンジャコリャ評価だったし、本作のプロデューサー、ロバート・ロドリゲスに苦手意識がある*2ので、若干不安視していたのだけど、杞憂でした
- まず、1作目の無印「プレデター」の続編なことに拍手*3
- ちょっとクリスティの「そして誰もいなくなった」を思い出しました。勿論「誰が犯人か?」というミステリ・ドラマなのではないけれど、隔離された見知らぬもの同士のドラマや、彼らが隠す秘密が上手くサスペンスに繋がるとことか
- モーフィアスの役どころは「ちょwww」って感じだったけど、初の人間によるプレデター装備(の一部)装着者として評価したい。それにしても、本当に「ちょwww」って感じ。演じるのがフィッシュバーンだからギャグとしてなんとか成立してるレベル
- そろそろプレデター装備を装着した人間の活躍を見たい・・・観たいよ・・・
- 前半は結構じっくりキャラを描いていて、そこそこ大所帯なのに死にキャラがいないのはグゥ。シチュエーションや展開が第1作をなぞりつつ外していくのも良いね。無痛ガンとか出てくると「プレデター」って感じするw
- エイドリアン・ブロディって線の細い草食系の役どころの印象しかなかったので、ちゃんと傭兵に見えて凄い。劇中で他のキャラが彼についていくのにちゃんと納得出来ますから。カラダも凄かった!
- アリシー・ブラガはどっかで見たなぁ・・・と思ったら「アイ・アム・レジェンド」の人か!「アイ・アム〜」での役どころは正直印象に残るものではなかったけれど、個性的な表情する人なので記憶の片隅に残ってたみたい
- トファー・グレイスもウォルトン・コギンスもルイ・オザワもオレッグ・タクタロフも、そして勿論ダニー・トレホも皆印象深いってのは結構凄いことなんじゃないかな
- せっかく新登場のプレたん<ベルセルク>3人組に<犬使い>や<鷹匠>など特性が設定されているのだから、それを生かした狩りをもっと見たかったなー
- プレたんの新ウェポン見せびらかし映画として見ると、各ガジェットはハイテクにビジュアル化されているけど見せ場が少なく、設定厨の自分としては若干の物足りなさがw
- そして、<クラッシック>プレたんの活躍をもっと見たかったさ!やはりアメコミ版「AVP」の印象ってのは根強くて、人間とプレたんの共闘の図って好きなんですよ・・・*4
- しかし、そういう布石が続編でどう化けるかがまた楽しみだったりする
- 新味はそんなにないけれど、「プレデター」映画の新作として堅実。「AVP2」のようにオカシなことになっていないので売れてほしい。そしてぜひ続編を!
- 以下本当にどうでもいい戯言
- プレデ犬見た瞬間、狩りから帰らない主人を待ち続ける老プレデ犬の「ハチ」っぽい物語を夢想するなど
- 終盤の<クラッシック>と<ベルセルク>の一騎打ち、雄たけび上げてるけどキャノンも撃たないしブレイドも出さないので、一瞬、「熱い抱擁を交わしたらどうしよう・・・」と考えてどきどきした。実は彼らはアブノーマルな性癖を共有するイケナイ関係で、<クラッシック>たんが吊るされてたのはプレイの一環だったらどうしよう・・・とか想像して勝手に胸を熱くしていたのは秘密
- ラスト、木陰からプレさん達が拍手しながら現れ生存者にプレゼント渡したらどうしよう・・・という夢想もやはり止めることは出来なかった・・・「プレデター2」の呪縛って凄い
- やっぱり「プレデター」というクリーチャー、大好きです!!
※参考までに:旧ブログでの「プレデター」関連記事へのリンク⇒http://catglasses.exblog.jp/tags/Aliens+VS.+Predator-Requiem/