「悪魔を憐れむ歌」メモ
- デンゼル・ワシントン主演なので真面目寄りの刑事ドラマだろうと、「悪魔」=犯人の非人間性なんだろう、と思って観たら、ガチで悪魔だったんで吹いた
- 刑事VS悪魔というとカリフォルニア知事主演のアレを思い出して嫌な予感に囚われたけど、杞憂でした!あっちほど派手じゃなくむしろ地味だけど、面白い!
- ようするに「ヒドゥン」なのよね。ここまで「憑依」を積極的に行う悪魔ははじめて見たので、えらく新鮮でした
- 主人公が初めて悪魔と対峙するシーンのインパクトが凄い。なに無駄に憑依ってんだよ!って突っ込みを一瞬忘れてしまうくらい、不気味さが勝ってる
- 悪魔がヒロイン(?)を人ごみの中で追う際の、次々と通行人に憑依を繰り返しての追跡*1とかも凄かった
- その「憑依」にルールがあって、それがキモになっていくところもイイよね
- 「憑依」以外に、超常現象描写が一切ない。それだけでこうも説得力が増すのか〜と吃驚してます*2
- 主人公の追い詰められっぷりが、ちょっと足りないのが唯一の不満点かな。もうちょいデンゼルさんを苛めてもよかったと思う
- ラストに、冒頭のモノローグから仕掛けられたちょっとしたどんでん返しがあるんだけど、ちゃんとフェアに徹しているため、オチがすぐ分かっちゃうのが幾分残念。ただ、その「仕掛け」自体はとても好みなので個人的には「不満点」ではないのだけどね
- 「エクソシスト」の変奏曲にはまだまだ可能性があるんだな〜と感心しました。これはちょっとライブラリしたいな
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