「スコット・ピルグリムVS ザ・ワールド」(原作コミック)感想
まずは日本公開が危ぶまれている映画版「SCOTT PILGRIM VS. THE WORLD」の日本語字幕入り予告編を見てもらいましょう。話はそれからだ。
いやー、原作コミック読んだ後予告編あらためて見ると、原作まんまのカットが散見されて嬉しくなりますね^^
それにしても、ブッ飛んだ予告編から、原作もさぞやぶっ飛んでいるんだろうとは思っていましたが・・・まさかここまでとはw
だって、予告編の、さえない風体の主人公スコットの演奏中に空から「第1の邪悪な元カレ」が飛んで来るシーンあるじゃないですか。
あの後、スコットと元カレの、格闘ゲームもかくやというバトルが始まるわけですが、その時のギャラリーの台詞には本当に吹きましたからw
まず、誰もこの異常事態に驚かないww
そして冴えない風体の主人公は、邪悪な元カレに対して某昇龍拳にしか見えない技を見舞い、そこに入るギャラリーの台詞が、
『空中コンボをしかける気だぞ!』
『バカなヤツね〜。スコットが州でNo1のファイターだって知らないんだ』
・・・すいません。読者の私も初耳ですが^^;
このシュールさはなんなんだろう。ちょっとこの雰囲気は得がたいものがありますよ!
あとレイアウトが巧いのかなー。全編が↑のようにはっちゃけてるわけじゃなく、まったりとした色恋沙汰の部分も読んでいて凄く気持ちが良いです。なんかコレちょっとクセになるなぁ。
絵柄も可愛いらしくて*1、日本人にも充分受け入れられそう。
この本は第3の元カレ登場のとこまでしか収録されてないので、是非とも続刊をお願いしたいところ!
苦戦しているみたいだけど、映画も無事日本公開されますように!!
- 作者: ブライアン・リー・オマリー,石川裕人,御代しおり
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本
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