「キック・アス」(字幕版)感想


「KICK-ASS」(US版)短評 -ねこめがねUNRATED-
「キック・アス」(原作コミック)感想 -ねこめがねUNRATED-
かくして、晴れて日本公開が叶った痛快娯楽大傑作「キック・アス」を劇場で観てきました!!
 あ あ も う ! 素 晴 ら し か っ た よ ぅ ! !
輸入盤Blu-rayでも充分面白く感動させてもらったのだけど、やっぱ台詞を把握できると違いますね!
特にこの映画、会話にもかなりのネタと笑いを仕込んでくれていたので、初見時より小ネタの濃密さと満足度が格段に上がりました。
特に、デーモン&ミンディの危ない親子の既知外っぷり(笑)と親子愛の部分は、より強調された感じ。笑わされたし、泣かされました。
それにしても、なんてバランス感覚の絶妙な映画なんだろう。
ライトな笑いとブラックな笑い、コメディとシリアス、正義と悪、下品と家族愛、痛快アクションとゴア描写。
それがここまで綺麗に纏まっているなんて。
バランスといえば、終盤のキック・アスとヒット・ガールの果たす役割もね、巧すぎですよ。
本当にこの映画の「嘘のつき方」が好みすぎて困ります。嘘をつかないなら、当然原作同様になるところを、実に巧みに構成して、あのカタルシスに繋げているところが、もう大好きです。*1
あ〜、やっぱ私は映画版派だなぁ。原作の雰囲気も好きだけど、最も心揺さぶられるのは、映画版なんですよね。
公開規模は小さいですが、もし幸運にも近くに公開館があるなら、是非ぜひ劇場に足を運んで観てみてください。私にしては珍しいことに、条件抜きで胸を張ってオススメ出来ます。
 必 見 だ よ ー ! ! !

キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)

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*1:ズバっと書きたいけど、なんとなくネタバレ配慮したい気持ち。劇場で観て欲しいのさ・・・