「ハリー・ポッターと謎のプリンス」
原作未読。
前作「不死鳥の騎士団」の原作未読の私にもありありとわかる駆け足&はしょり感に、正直そのまま監督続投のデヴィッド・イェーツになんの期待もしていなかったせいか、存外に、というか、かなり楽しめた。
おそらく、かなりオミットされた要素はあると思うのだけど、今回はシリアスな部分と笑いの部分*1の配分も悪くなかったし、全体の流れもあまり強引ではなかったからかな。
ダンブルドアが探るヴォルデモートの秘密が、結構納得のいくものだったのも大きい。*2
ちと残念だったのは、ダーズリー一家の未登場と、ドラコがお笑い要員から外れちゃったことか・・・いや、ヘタレ具合は堪能できるんだけどね・・・ものたりンなぁ。
あと、いくつか腑に落ちない部分*3はあれど、次回作「死の秘宝」2部作への期待を充分に高めてくれる、良いブリッジ作品でした。とりあえず、合掌。