「G.I.ジョー」(原題:G.I. Joe: The Rise of Cobra)

気楽なものが観たくてレンタルしたのだけど、いやー、存外に面白かったよ?
スティーブン・ソマーズの前作*1がとことん肌に合わなかったので、「まぁ、アイアンマンとかニンジャとか、美味しい要素のごった煮が観れるだけでいいや」程度の期待しかしていなかったのも良かったかも。
これが想像以上にブチ込まれたごった煮で、アイアンマン、ニンジャは勿論、007っぽいとこなんかは予告編から想像がついたものの、最終的にスター・ウォーズになっちゃうとこはさすがに想像できなかった(笑)
敵味方のキャラクターも結構上手く立っていて、それぞれの見せ場もあり、意外な黒幕の正体あり、続編へのイヤらしくない程度の含みもあり(笑)、お菓子片手に息抜きに観る分には、案外隙のないエンターテインメントしてたと思う。
唯一主人公のキャラが弱いんだけど、シエナ・ミラーとの絡みが多いという主人公特権で救われてたかなw
あと、ブレンダン・フレイザーとアーノルド・ヴォスルーの「ハムナプトラ」コンビが出演してて吃驚。ほとんどカメオ的な扱いなんだけど、やっぱソマーズ人脈なのかなー。特に俺、ヴォスルーさんが「ハード・ターゲット」*2以来大好きなので、ちょっと嬉しかったw

*1:ヴァン・ヘルシング」ね。どうやったらあそこまでケイト・ベッキンセイルをブスく撮れるのか小一時間問い詰めたい

*2:「ハード・ターゲット」は敵役がランス・ヘンリクセン&ヴォスルーという1点だけでも、俺にとってはたまらん作品