「RED DEAD REDEMPTION」ファースト・インプレッション

近々「バーチャロン・フォース」目当てにXbox360デビューする友人が家に来たので、そいつが興味を持ちそうな「RED DEAD REDEMPTION」(以下『RDR』)の北米マケプレからDLした各種動画を見せてみたら案の定興味津々のご様子。
「ところでこのソフト、そこの棚に入ってるやつじゃないの?」
「うん。諸事情により未開封だけど」
「やってみてー」
「おけ」
と、いうわけで、「ロスプラ2」や「すぷ/せる」があるので暫らく封印予定だったアジア版「RDR」の禁を解いてみました。*1
ところで私、DCソフト「Dの食卓2」以来、フィールドの野生動物を狙撃するハンティング要素が大好物なんですね。そして、MMORPGエバークエスト」でルート*2の喜びに目覚めた人でもあります。
・・・神ゲー!世の野生動物ハント&ルート好きゲーマーの皆様!「RDR」は神ゲーですよ!
チュートリアル的なところを過ぎると、もー本筋そっちのけで兎やらアルマジロやらスカンクを追い狙撃しあるいはナイフで屠り、ザクザクと皮を剥いで肉やら毛皮やらをゲットする素晴らしき荒野の日々!
と、そんなことばっかしてると友人がXbox360購入を思い止まりかねないので、本筋を進めてみたりw
 
まず、デモの人物の表情とか素晴らしいですね。西部の景観なんかも素敵なのですが、人物の仕草や表情が実に豊かで。月並みですが映画みたい。隣町の保安官なんかジェームズ・コバーンかってぇの。シブい!
ミッションはちゃんと目的地なでにマーカーが出る親切仕様で、英語わからなくても、なんとかいけるかなー?ただ、デモのドラマが結構本格的で、尺も台詞も長く、これは出来れば吹替えで楽しみたいところ。ゲーム内のテキスト数は尋常じゃないと思うので、予定されているローカライズは字幕のみの可能性が高いと思いますが、TAKE TWO日本法人には頑張って欲しいところです。

そして、『ちんたらした雰囲気』がこれまた最高。
「RDR」って、移動の基本が「歩き」なんですよね。スティック倒しきっても歩き。走るのはAボタン。シューターだと「走り」が基本だったりしますが、ミッションの導入部、デモからの流れでNPCとちんたら歩きながらだらだら喋る、なんてシチュエーションが散見されて、「あー、これは西部を楽しむゲームなんだなぁ」と。
こういう所は、大好きな「テストドライブ アンリミテッド」に通じる「緩さ」で嬉しくなります。
 
西部と言えば馬、ですが、馬の操作性もいいですよねー。
蹄鉄をくれるようにAボタンをタイミングよく連打し、いいスピードのとこでホールドするとそのスピードを維持、というシステムは秀逸だと思いました。
これで併走する馬に揺られながらちんたら喋る、という西部劇によくあるシチュが再現できます。
 
ドンパチのシステムはよくあるものですが、あんまりシビアじゃないのもまたイイかな。
そして倒した無法者の死体からはやっぱりルート♪ルートしすぎてNPCの戦線がどんどん先行してしまい、あんまり銃撃戦にからめなくて薄ら笑いする私・・・マルチプレイでやったら怒られそうだ。気をつけよう^^;
 
あと、映画を上映してる家がある街にありましてね。
これがまたトーキ以前のモノクロ映画のイイ雰囲気醸し出してる上に、内容がブラックでめっさ面白かったです。
この無駄な凝りようはなんなのだろう。いいぞもっとやれw
 
というわけで、まだ全然序盤の感想ですが、そりゃ話題になるわけだなー、と納得の内容でした。
あー、最近買うゲーム買うゲーム、アタリばっかで逆に困る。誰か私に精神と時の部屋をください・・・

*1:ちなみに、北米タグで動画をDLした流れでそのまま始めたので、サイドバーのゲーマーカーソには反映されておりません。念のため

*2:倒したMOBの死体を漁ってアイテムや素材をゲットする要素