「Kinect」ファースト・インプレッション
とうとう念願のKinect（キネクト）を手に入れましたよー！*1
世間的にはおそらく「WiiリモコンのXbox360版」あるいは「え？なにそれおいしいの？」的な認識しかされていないであろう、「Kinectセンサー」。
私はその未来的なコンセプト・・・「コントローラー不要」「プレイヤーの全身を認識」「映画『マイノリティ・リポ−ト』みたいな操作方」「音声入力可能」etc・・・の、発表時からワクワクしっぱなしで、一日千秋の気持ちで待ち焦がれておりました。
早速その雑感です。
セットアップと気になるプレイ環境
セットアップは実に簡単でした。キネクトを繋いで本体をアップデート。*2プレイヤーの認識に難しい操作や設定も必要なく、画面の指示に従えばあっという間でした。
ついでに「Kinect ID」も登録してみました。ゲーマータグを関連付けることで、kinextの視界に入ると自動的にサイン・インしてくれます。
で、気になるプレイ環境ですが、ウチの居間は６畳。「一人プレイ」には問題なしでした。
「２人プレイ」をするにはちょっと厳しいかもしれません。壁に沿って置いてあるラックを動かせば大丈夫かな？という感じ。
あと、この時期はどのお宅でも居間の中央にはコタツがあるかと思いますが、さすがにプレイ時には要コタツ撤去です＾＾；
私は机の上にゴチャっと物を堆積させるタイプなのですが、kinectのおかげでその悪癖が解消されそうです＾＾；
ダッシュボードでの操作
kinectを導入すると２種類のダッシュボードが選べます。従来のと、「kinectセンター」。任意で切り替え可能で、「kinectセンター」ではジェスチャー、音声での操作が可能です。
ジェスチャー操作は、正直、従来のコントローラーでの方が早いですね。
ハンズフリーなので、「選択」「決定」が「その位置で手をホールド」のため、どうしても瞬間的にはいきません。
ジェスチャーでの前述の「マイノリティ・リポート」的な操作も、手首程度の動きで認識してはくれるのですが、やはり指での操作に比べるとどうしても負けてしまう。ここはアップデートに期待したいところです。
音声入力に関しては、素晴らしいの一言！日本語の発音をきちんと認識してくれます。音声でのダッシュボード操作は結構快適でした。指よりは遅いんだけど、「ロボットに命令してる感じ」が、スピードを上回りますｗ
そのまま「kinectセンター」からkinect専用ソフトを立ち上げて遊んでると、「あれ、コントローラーどこやったっけ？」と周りを探す瞬間が何度かありましたｗ
「Kinectアドベンチャー！」
「Kinwctセンサー」に同梱されているソフトです。所謂パーティーゲーム集。
- 出版社/メーカー: 日本マイクロソフト
- 発売日: 2010/11/20
- メディア: Video Game
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結論から言うと、ご家族に超オススメ！多分コレやったらWiiの体感系パーティ・ゲームには戻れなくなりますよ！
上のダッシュボード操作の雑感見ると微妙な感想という印象を受ける人もいるでしょうが、まー、このキネアドやってみてくださいよ！
kinectの「人間の全身を認識する」ことの凄さがわかるから！
Wiiリモコンは、結局１つ*3のポインタを認識するだけなんですよね。
kinectは人間の全身を認識してくれているので、両手足、肘や膝などの関節、頭でだってポイントすることが可能なんです。
ボーロを使ったブロック崩しみたいなベタなゲームも、複数のボールを同時に手と足を使って打ち返すことが可能だし、ヘディングだって可能。全身を認識しているので、立ちはだかって腹で弾き返すコトだって出来るｗ
ボートで激流を下るゲームではボートの上で体重移動でコースを変更したり、ジャンプすることでボートえおバウンドさせたり。
この「ジャンプ」の認識は、全身を認識するkinectならではですよね。なかなかオッサンにはキツいアクションですが、楽しいです＾＾
他にも、しゃがんで障害物を回避したり、無重力空間で手をバタバタさせて浮き上がったりと、バラエティにも富んでいます。
おかげで運動不足の老体は日々筋肉痛に苛まれています＾＾；
そして、キメ所では写真撮影があるんですよ！大ジャンプ・ポイント等で、kinectの認識用カメラでパシャっとやられますｗ
クリア後にその写真が映し出されるんですが、これが超恥ずかしいｗｗｗｗ*4
ちなみにこの写真、そのまま専用のWebサイトにUPすることも出来るので、勇気と自身のある猛者は是非お試しください♪
コナミのダンスゲーですが、これサードのロンチにしては凄いですよ。
- 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
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- メディア: Video Game
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一番凄いのが、ゲーム画面に、踊ってる自分がリアルテイムで映されるところ！！*5
もーねー、コレやばいっすよーｗ己のダンスの才能のなさを突きつけられるようでｗ
だって画面の上には綺麗なCGで描かれたポリゴンのおねーちゃんやイケメンが踊ってるのに、そんなかに自分混じってるんですもん。そして、この「自分」をセーブして、バックダンサーとして踊らせ続けることも可能ｗどんな罰ゲームよコレｗｗｗ
面白いんで私ジャンジャン記録しちゃってますｗあ、ちなみに顔を隠すアイテム類が充実してるので、恥かしがり屋さんも安心ですよー。私はテロリストっぽいスキーマスクがお気に入りです♪
ゲーム内容は指定のタイミングで「指定のポーズをとる」「指定の位置をポイントする」「指定のラインをなぞる」くらいで、低難易度だとそれほど厳しいタイミングでもなく、ゲームオーバーを恐れず踊れるのは魅力です。
まーでも、結構疲れますけどねー！なんだかんだで可能な限りちゃんと踊った方がタイミング逃さずにすんだりするもので、ついのたのたと踊ってます。結果、キネアドで痛めつけられた筋肉が悲鳴を上げることにｗ
ダンサーって凄いわー、って思いました。そりゃみなさん良いスタイルしてるわけだわ！
そんなわけで、個人的には期待を上回るシステムとソフト群に大はしゃぎです♪
残念なのは、Xbox360の普及率を考えると、１万オーバーの周辺機器が大ヒットする可能性が薄いことですかね・・・
巷では「Wiiリモコン的なモノ」と思われているようですし・・・この小さな機械に積み込まれた機能を考えると、全然安いんですけどね・・・
またこれが、「実際にやってみないと真価が伝わりにくい」のもネック。本当に革新的なのになぁ！
とにかく、近年稀に見るオススメなので、Xbox360本体込みで買うのもアリだと思います。特に広い部屋があって家族持ちの人には超オススメ！*6
さて・・・後はこの筋肉痛をどうしてくれようか・・・
