「CALL OF DUTY WORLD AT WAR」プレイ日記(1)

いきなりプレイ日記で始めるのは、実はファーストインプレは旧ブログ*1で済ませちゃってるから。
というわけで、何故か、現在の主流である「MW2」でなく、「WaW」をプレイし始めたのは単なる気まぐれ&珍しく髭と海外版ソフトが被ったからなのだけど、これが妙にハマることに。

■Nazi Zombies

確かクリア後の特典だったはずが、未クリアなのにプレイ出来ちゃうのはアップデートで開放されたから、ですかね?
小屋にワナワラ寄って来るナチのゾンビを撃退しつつ頑張って篭城するオマケ・モードなのですが、壊された窓に板打ち付けて補強出来たりとか、なんだか実に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」的でゾンビ心を擽られるのです。
ゾンビで篭城というと「Left 4 Dead」シリーズを思い出しますが、あちらは走る系のダッシュ・ゾンビなのに対し、こちらは原点にかえってロメロ系ののろのろゾンビ。しかし。やっぱ篭城にはロメロ系がピッタリきます。このジリジリ感は、走る系には出せない緊張感。
おまけにナチス兵のゾンビですからね!「処刑山 デッド卍スノウ」*2公開を控えた今、私的には実にタイムリー。
しかし、どーも、ルールほ殆ど把握しないまま始めたせいか、何度やってもラウンド1で壊滅。どんくらいルール把握してなかったかというと、窓の補強でポイントが消費されると思ってましたw*3
もっとポイントはガンガン消費して武装固めねばいけなかったのね。あと「ランダム箱」の存在も知らなかったし。また今度やってみよっと。

■CO-OP Campaign

キャンペーン・モードをCO-OP*4でプレイ出来るモード。
「Nazi Zombies」でコテンパンにやられたので、じゃぁ「Nazi〜」のモード変更で出来るCO-OPやってみっか?とやってみたら大当たり。
しかし、久しぶりにやったけど、やっぱ日本兵怖い!><
なんというアンブッシュ能力!そして恐怖のバンザイ・アッタック!
旧ブログのファーストインプレでも書いたけど、ゲーム中で日本兵が喋る日本語が、めっさマトモで吃驚。ゲームや映画でよく聞くナンチャッテ日本語ではなく、本当にちゃんとした日本語なんですよ。
そんな「ちゃんとした日本人」が「バンザーイ!」と玉砕攻撃仕掛けてきたり、気が付くと後ろに忍び寄ってバッサリ斬りつけてきたりと、なんというか、言葉にし難い怖さがあります。
まぁ、ベトコンもかくやという神出鬼没の日本兵には多分にベトコン属性*5も付加されてるかと思うけど、当時のアメリカ兵がカミカゼ怖がったのわかりますよ。だって、アレ、無条件で怖い。ゲームでこんだけ怖いんだから、実際の恐怖はいかばかりだったか・・・
そして、そんな日本人兵士を、アメリカ兵である主人公を操作して虐殺する俺=日本人・・・なんともいえない居心地の悪さとFPS的面白さが両立されている、この奇妙な感覚は、ちょっと体験する価値アリだと思います。
あと、火炎放射器怖いね!ホント怖い。炎に巻かれのた打ち回る断末魔の挙動も実に凄惨なものがある。しかし、一旦手にすると嬉々として塹壕やトーチカに放射して焼き殺しまくる俺・・・
ソヴィエト側も、かなーり凄惨です。コサック兵の、侵略者であるドイツ兵への仮借ない報復が凄まじい。普通のFPSでも敵が非道な振る舞いをするのはよく見るけれど、プレイの最中、「自分の仲間」が負傷兵や捕虜を嬲り殺しにする様子があちこちに描かれ、これまたなんともおっかない。
怖いですよー。思わず「え!」と目を疑うというか。MW2のテロリスト目線の空港シーンなんか目じゃない背徳感がそこにはある。
最近「どくそせん」などを読んで、WW2の付け焼刃的な知識を身につけ、ロシア人がドイツ兵を憎む理由を知っているだけになおさらに、より楽しみつつ、ガクブルで怖がっています。
実際プレイ中はめっさ楽しくて時間を忘れてキャーキャープレイはするんだけど、同時に「戦争絶対行きたくないな!」と思わせてくれます。いやマジで。
局地的な対テロ戦ではない、「戦争」特有の「戦場の広さ」、「兵士や戦車等物量の多さ」も新鮮で、MWにはないゴア描写が前述の「怖さ」を助長し、かなり強い印象を残してくれました。
FPS経験値が低いので、TreyarchとInfinity Wardのどっちがいい、という比較は出来ないけれど、MW2は続編としての「手堅さ」故に新鮮味がないわけで、その点で現時点ではWaWに軍配が上がってる感じ。

*1:Twitter保管庫

*2:雪山でナチ・ゾンビと医学生がドタバタする楽しそうな映画。映画館で観たいな

*3:実際はゾンビへの攻撃等と同様、窓補修でもポイント加算

*4:最大4人まで

*5:なんじゃそれ