「ザ・ウォーカー」「PIRANHA 3D」「THE LAST EXORCISM」「THE WALKING DEAD」「MONSTERS」「SKYLINE」感想
久しぶりの更新です。世間では大変な事件がありましたが、更新に間が空いたのはもっぱら職場事情だったりします。今後もこんな感じかも。
そんなわけでここ最近見た映画をザックリまとめて箇条書きに。出来れば個別に書きたいところなんだかど、溜めすぎても体に悪いので放出させていただきます^^;
『ザ・ウォーカー』
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2010/11/02
- メディア: Blu-ray
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面白かったー。私の「デンゼル・ワシントン神話」*1はまたしても守られたのでした。
デンゼル・ワシントンかっこえーなー。立ち回りが良質な時代劇みたいで、その圧倒的な説得力ったら凄い。
そんだけでも観た価値アリだったのに・・・オチがね、これがまた。
件の「本」の正体はすぐにわかっちゃう(というか製作者隠す気ナシ)んだけど、その先がまったく予想できず。実は、昔バレをチラ見しちゃってたハズなんだけど、都合よく忘れてくれてたようで、事なきをえました^^;
さり気ない人肉食描写も素敵。世界観的に「Fallout3」やりたくなりますねー。
『PIRANHA 3D』(輸入盤Blu-ray)
以前感想書いた「ピラニア」の、アレクサンドル・アジャによるリメイク。やー、これ楽しかったわー^^
「おっぱい」と「ゴア描写」がこれでもかというくらいにテンコ盛り!
CGで描かれたピラニアによる豪快な喰いっぷりは勿論、「逃げ惑う人々の殺到」や、「短絡的なアホの保身による行動」が悪戯に惨劇の度合いを深めたりと、パニック映画らしい展開も見れます。
あと、ワイヤーによる人体切断も見れたのは嬉しかったなー。やっぱワイヤーはいいですよね、ワイヤー!たまらんw
そして、我らがイーライ・ロス兄貴の勇姿にも注目です!(笑)
名優リチャード・ドレイファス扮する、老いたるフーパー博士の活躍にも注目せよ!嘘です!
我らがドック@BTTFもそんな感じの役柄で大活躍ですよー!(これは本当)
あと、エリザベス・シューは本当に格好よく歳を重ねたなぁ。かっちょいい。
どうやら日本公開も決定したようで嬉しい限りです。
『THE LAST EXORCISM』(輸入盤Blu-ray)
↑の「PIRANHA 3D」で役者として大活躍したイーライ・ロスのプロデュース作品。似非悪魔祓い師がいつものインチキ悪魔祓いで一儲け企んだら、マジ悪魔憑いちゃってサァ大変!というモキュメンタリー。
面白かったですよ!この手のモキュメンタリー、私の場合「何か起こる」前の部分が鑑賞に耐え得ればアタリになる確率が高いのですが、まさにソレでした。
ちと不満なのが、憑かれっ子の異様な姿・行動のバリエーションを、もっと見たかったかな〜。後半ある種のどんでん返しがあるんですが、そこを生かすためには憑かれっ子の活躍がもっと要るんじゃないかな〜なんて思ったり。
ただ、そういう不満を彼らの語る言葉が補完してる可能性は充分あります。
前半部分の会話とかも内容詳しく知りたいので、是非ローカライズをお願いしたいです。名優が出てる「ザ・ライト」が先きちゃうのは仕方ないとはいえ*2、こっちも頼みますね!
あ、あと、にゃんこ注意報を発令しておきます><
『THE WALKING DEAD』(輸入盤Blu-ray)
*3Walking Dead: Season 1 [Blu-ray] [Import]
- 出版社/メーカー: Starz / Anchor Bay
- 発売日: 2011/03/08
- メディア: Blu-ray
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2枚組みの「THE COMPLETE FIRST SEASON」*4から1話だけ鑑賞。一応原作アメコミ既読。
展開はほぼ一緒なんだけど、原作に比べゾンビへの視線がとても優しいことに驚く。あくまで「可哀想な存在」として見てるんですよね。
それは(おそらく)意図的に終盤まで「ゾンビによる人間mogmogシーン」を描いてないことでより補強されていると思う。
そして、あわれな上半身だけゾンビや、かつての家族の成れの果てなどを見せていく構成も。
「主人公が病院で目覚める」*5って導入は自然と「28日後・・・」を思い起こさせるけど、イメージが全然違うんですよ。変貌した世界は強く印象に残るけど、ゾンビの脅威が主人公に迫ったりは、しない。
これって、ゾンビ映画としては結構新しい導入なんじゃないかなぁ。
私が観てるゾンビ映画なんてメジャーどころばっかで、その無尽蔵とも思えるレパートリー*6の知識はほとんどないのだけど、個人的には凄く新鮮に感じましたよ。
勿論、ゾンビの脅威がまったく描かれないわけじゃなく、そこは終盤、2話への強烈な引きになるわけだけど、2話以降の展開が「どういう雰囲気になるか」に興味津々です。
しかし、動的なアクション主体ではなく、会話シーンが長いので、正直字幕なり吹替えがないと辛いな(笑)
日本でも*7放映されるそうなので、国内版Blu-rayが楽しみです。*8
『MONSTERS』(輸入盤Blu-ray)
低予算らしく派手な画はほとんどないんだけど、「謎の異星生物が繁殖してあちことに進入禁止区域がある世界」の説得力がものすごいです、この映画。
だから、怪獣映画というよりは、カメラマン(?)のにーちゃんがパトロンの娘(?)を家に連れ帰るロードムービーです。
せっかくイイ雰囲気になたのに酔った勢いで女買っちゃったのがバレて気まずくなった挙句、その女にフェリーのチケット盗まれて仕方なく進入禁止区域を進む羽目になるという。
で、見終わって吃驚したのが、「愛っていいよねー」というか「やっぱ好きな人とちゅっちゅするの最高だよねー」という実にリリカルな映画だったということ。いやもー、ほんとリリカル。
これ以外とデートムービーに最適かもしんない!・・・ま、例によって英語ヨクワカンナイで鑑賞しての感想ですので、違うかもしれませんが。そんでも、独り者の私にはグっときましたよw
『SKYLINE』(邦題:スカイライン-征服-)(輸入盤Blu-ray)
面白かった!これは久々にワクワしてしまった!
開始早々宇宙人の侵攻が始まるスピード展開でアメリカさあ大変!という大風呂敷のわりに低予算らしく、以降舞台は主人公らが泊まる高級ホテル?みたいなとこの1室と屋上と駐車場のみw
ほとんどの人間が夜の間のピカーって光で操られてUFOに吸い出されちゃったので、街はほぼ無人=混乱による騒動が起こらなかったのでホテルから見下ろす街は綺麗なものですw
なので、確かに空に異形の宇宙船が浮いていて吐き出された「マトリックス」のセンチネルみたいな小型機(生体系)は飛び回ってるんだけど、建物などへのダメージがほぼ皆無なので、あんま「侵略された」感がないんですよね。
CGも頑張ってるけど、明らかにビッグバジェットのに比べると安い。
でもねー、その「大風呂敷広げたけど予算の都合で描けない部分は頭ひねって頑張っちゃう」感が実にB級っぽくて好印象なんですよ。
そして、オチがもー、何より素晴らしい!ヤバいです!続編超よろしくお願いします!絶対滅茶苦茶燃える映画になるはずだから!応援するために絶対劇場へも足を運びますよー!
それにしても、一番吃驚したのが、」この映画の監督。私がこの世で一番嫌いな映画、「AVP2」のストラウス兄弟なんですよね!
この監督は「AVP2」1作で大嫌いになったので二度と観る気はなかったのだけど、「『MONSTERS』面白かったけど馬鹿侵略SFノリのも観たいなー」って、監督作だってのを失念して輸入盤買っちゃったんですよ。今回ばかりは自分のウッカリに感謝w