「パニック・イン・スタジアム」
- 昨夜というか今朝、眠気覚ましを兼ねて鑑賞
- 小学生か中学生の頃に一度TVで観てえらく怖かった記憶がある。犯人の理由なき無差別狙撃と、パニックに陥った群集の利己的な行動が特に
- 犯人の出番になると主観視点になるのは、当時としては結構新しかったんじゃない?ここらへん忘れていたなぁ
- 普通のパニック群像劇だと、序盤に人物紹介、中盤に非常事態発生、後半サバイバルとなるのだけど、この映画は非常事態が一般市民に降りかかるのがラストもラストなので、そのジリジリ感がハンパない
- これ、予備知識ナシでもう一度観たいものです。ラストまで発砲がないと知っちゃってるから、再見だと前述のジリジリ感を追体験出来ないのが残念
- と、思ったら原題は「Two-Minute Warning」だった!そうか、折込済みですか!まいりました!
- ようはポール・グリーングラス*1のドキュメンタリー系作品と同じように観るべきなのだね。と言いつつグリーングラスの「ユナイテッド93」を未見な俺はどうかしているのではないか!?
- あ、今思いついたのだけど、俺の「実際のショック映像集」嫌いはこの映画が原因かもしれない
- 当時印象に残ったのは年配カップルと神父&賭けオヤジだけど、こちらの年齢が近くなったせいか、今回5人家族とナンパ医者も応援してしまったなぁ
- やはり最後のパニックに陥った群集の怒涛の様な突進は怖い。あそこリアルに怪我人出てそうなんですけど・・・
- 爽快感皆無の虚しさだけが残るラスト
- かなり時間を置いた再見だったけど、その個人的評価は揺るがず。ライブラリ出来て本当に嬉しい
*1:ジェイソン・ボーン・シリーズの「ボーン・スプレマシー」、「〜アルティメイタム」監督