Wii「デッドスペース エクストラクション」プレイ日記(1)

ファーストインプレッション

ちなみに、前作*1Xbox360版「Dead Space」はほんの序盤だけプレイ。積んだというよりは温存してるうちに時間経っちゃった、という感じ。
で、「デッドスペース エクストラクション」*2ああ、これはヤバイ。Wiiでプチ・ガンシュー祭り開催中なだけに「ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド オーバーキル」やら「バイオハザードUC」やら色々やりましたが、もうね。そいつら、この「EX」の前には裸足で逃げ出しますね。いやマジで。
まず、その2作が短いムービーの合間にガンシューという構成なのに対し、こちらは全編インタラクティブ。勿論、FPSやTPSではないので移動の自由はないけれど、その分全編のカメラアングルが製作者の意図で演出されてるからもう怖いのなんの。「はいはいゲームゲーム」というレベルを超えた臨場感があります。*3
そして、その演出の実に映画的なことといったら。本作は章ごとに主人公が違うので、ちょっとした短編映画を見せられている印象。そのひとつひとつが360版本編に繋がる悲劇なのかと思うと感慨もひとしおです。
台詞が全て吹替えなのも良いね。*4まさに吹替え映画の雰囲気。
以下チャプター1の雑感。ネタバレあるよ〜。

チャプター1「遠く離れた星で」短評

例のねじれたオブジェを回収する作業員サム*5のお話。彼女とのトークから始まるので「あーいきなり死亡フラグかよ><」と最初からガクブルです。
オブジェを搬送するリフトの台座が緩んでいて、そこにリベットガンでリベット打ち込むとか作業員らしい作業がガンシュー部分のチュートリアルになってるのが良いですね。
で、いざ搬送、という段になって、案の定怪しい唸りを上げるオブジェ。具合が悪くなる搬送システム。システム復旧のため施設最深部に降りていくサムと仲間たち。ちょう怖い。
まぁ、修理自体は滞りなく進み*6、戻ってくると、悲鳴が・・・そして、仲間をロックソーって斧でめった斬りに・・・ビビリつつ自衛のためにリベットガンで撃っちゃうサムと仲間たち。
逃げた先には笑いながらロックソーで自分の腹をザクザクしているお姉さんが・・・って、ここよく削除されんかったなぁ。発狂⇒自害コンボって大丈夫なの?^^;
そして、頭に聞こえてくる声で徐々におかしくなってくる仲間たち・・・彼女の通話をよりどころにしているサム自身も幻覚を見つつ、彼女に会いたい一心で出口へ・・・
まぁ、短編形式で主人公が変わるって話は聞いてたし、360版に続くということはハッピーエンドなんかあるわけないわけで・・・嗚呼、しかし可哀想だったなぁ。ラストはいってみれば「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」というか「オフシーズン」な幕切れはなんともいえん後味があります。いいぞもっとやれ。
そんなわけで発狂した人間が相手のチャプター1では、部位欠損はさすがにナシ。ただし脚を撃てば歩けなくなったりと、システム的なものは活きてます。次のチェプターからはモンスター化したのが来ると思うので色々切り株出来そうですね。ワクワク。
それにしても、アニメでリリースされた、やはり前日譚の「Dead Space Downfall」とは繋がりあるのかなぁ。ちょっと再見してみようかな。

*1:時系列的にはこのEXは前日譚なので前作という呼び方は正確には語弊がある?

*2:Dead Space EX」が公式略称らしいので以下「EX」

*3:臨場感がありすぎて、3D酔いする人にはキツいかもしれないけど。

*4:「バイオUC」とか戦闘中に喋られても字幕読めないっての。

*5:=プレイヤー=俺

*6:その過程がまた物体への干渉やら各チュートリアルになっている