最近の読書傾向:いまさらフォーゴトン・レルムへ

「MORSE-モールス-」を読み始めて早々に積んだ理由はなんだろう?と考えてみる。苦手な訳者だから?*1早川の新文庫サイズが馴染まないから?*2あるいは、今はあまりシリアスな物語を読みたくないから?*3・・・多分、その全部の複合技なのだと思う。
となると、内容的に当然「ラブリー・ボーン」も積むことになる。なんで買った俺?*4
そんなわけで、かなり読書から離れていたのだが、久しぶりにページを読み進められているのが、先日古本で購入した絶版本、「アイスウインド・サーガ」。
長らく捜し求めていたシリーズを揃えられたという感慨と、懐かしいアイスウインド・デイル*5が郷愁を誘ったというのもあり、珍しく捲る指が進んでいる。
名高いドロウ*6の二刀流剣士ドリッズド様カッコヨス。
となると、「アイスウインド〜」の後に書かれたドリッズドの前日譚が気になるというもの。

  1. 単行本「ダークエルフ物語Ⅰ故郷、メンゾベランザン」(R・A・サルバトーレ/エンターブレイン)(古本)
  2. 単行本「ダークエルフ物語Ⅰ異郷、アンダーダーク」(R・A・サルバトーレ/エンターブレイン)(古本)
  3. 単行本「ダークエルフ物語Ⅰ新天地、フォーゴトン・レルム」(R・A・サルバトーレ/エンターブレイン)(古本)

だってさ〜、なんでドリッズドがドロウなのに正義漢なのか、どうしてドロウのエルフの地下都市メンゾベランザンではなく蔑まれながら地上で暮らすのか、どういう経緯で魔豹グエンワイヴァーと、そしてブルーノ達と出会ったのかが、全てこの前日譚で明かされているのだから、読まないわけにはいかないのだ。
あー、しかし、こういうの読んでると、Xbox360の「Dragon Age:Origins」やりたくなる。RPGで英語とか自殺行為だけど、トレーラーとか観るとめちゃめちゃ惹かれるよね・・・いや、ゲームも小説同様積みまくりなわけだけども。

*1:前にも書いたが、この訳者によるスターウォーズのスピンオフ小説はつくづく俺に合わなかった・・・

*2:俺、文字がみっちり詰まってるのが好きなんだ・・・

*3:どーも年末年始から疲れを引き摺ってるのか、いまいち気分的にパっと晴れないのよね。むぅ

*4:映画と原作の見比べは、心引かれるイベントではある。PJだしねぇ

*5:テーブル・トークのAD&Dは未経験だが、世界観を同じくし、テーブル・トークのシステムをPCゲームに置き換えた「バルダーズ・ゲート」シリーズの外伝「アイスウインド・デイル」で、この極寒の地方は懐かしい舞台なのだ

*6:ダークエルフ