Wii「MADWORLD(マッドワールド)」ファースト・インプレッション

画面のイメージは映画「ルネッサンス」*1のソレ。白と黒で表現されたグラフィックノベルまんまの世界。
ニューヨーク1997」的に隔離された島で繰り広げられる「バトルランナー」的にTV中継されるデス・ゲーム。そこに参加する主人公は皮ジャン着たマーカス・フェニックスみたいな筋骨隆々のむくつけきオッサン、自称「ただのジャック」。
まずチュートリアルで習うのは右手の仕込みチェーンソウの人間のブった斬り方。
ドルンと起動して横になぎ払えば上半身と下半身がサヨウナラ!大上段に振り下ろせば、縦に真っ二つ!ビャーと吹き出る血だけが真紅の天然色。
しかし、電ノコだけの切り株ゲーではない。むしろオブジェクトを駆使した様々な殺戮のカタチこそが肝かもしれない。
というのも、「タイヤ被せて身動き取れなくする」⇒「その頭に引き抜いた道路標識を突き立てる」⇒「息絶える前に楔の飛び出た壁に何度もザクザク突き立てる」とコンボに繋げると高得点!単に殺すだけだと、たった1万点にすぎないけれど、コンボを積み重ねれば5万点!という得点システムが、いやがうえにも残酷な殺戮を推奨するので。
さらにステージ中にはミニゲーム的に配置されるイベントが、「ジェットエンジンのファンに何人ブン投げて血煙に出来るカナ?」とか「これから横の線路を通過する上下線で、何人人身事故起こせるカナ?」etc・・・
そして驚きの規制ナシ・・・まさか国民機(笑)Wiiで、こんなコンセプトのゲームが規制ナシでリリースされるとは・・・いったい任天堂はどうしちゃったんだろう??*2
と、いうわけで楽しく最初のステージをクリア。
Wiiで3Dなので、操作性はちょっとだけ惜しい*3のだけど、その分緻密な操作が生死を分けるようなバランスではなく、結構まったり遊べるのはイイ感じ。*4
おかげでじっくりと雑魚相手に殺戮コンボの組立てに勤しめましたw
Wiiらしく、リモコンとヌンチャク振ってトドメのアクション決めたりとかもアリ。ヌンチャクでの入力は「ノーモア〜」よりも違和感なく出来た感じ。
既定の得点を稼ぐとボスに挑戦出来て、そのボス戦ではトドメ・アクションが「God of War」っぽい演出に。
現時点では買って良かった。手軽に色々発散するのに良さそうなゲームですよ。他のZ指定ゲームも見習って欲しいものです。やっぱ俺、ゴア描写大好きだよ・・・

*1:平野綾の洋画吹替えデビュー作として有名・・・なのか?ちなみに主人公の声はダニエル・クレイグ

*2:規制ナシでのリリースは素直に嬉しいんだけど、もー不思議で仕方がない^^;リアルでなく、グラフィックノベル調だからかなー?

*3:「ノーモア・ヒーローズ」っぽい感じ

*4:まぁ、後半はわからんけどね